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CHRISTMAS
クリスマスのよるに
ぶん:わたなべ まゆみ
え:ことぶき まどか |
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だいちゃんの
クリスマス
渡辺 正人 |
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もりでは ゆきが ふりつづいています。
ゆきの おもみに たえきれず ぐぐぐっと えだが
まーるくなって ときどき まっしろいゆきの かたまりが
おちていきます。
ふゆじたくに おおいそがしのもりの どうぶつたちは
そのおとに ちょっと てを やすめ まっしろく くもった
まどガラスごしに もりのようすを ながめています。 |
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そのころ だいちゃんのおうちでも
クリスマスのじゅんびに おおいそがしです。
「あれ だれかがドアをノックしているわ」
ママのこえに みみを すましてみると
「トントントン」 たしかに ドアをノックする
ちいさなおとが きこえます。
「こんな さむいよるに
だれが きてくれたんだろう。」
そういいながらパパが ドアを あけると ピュー
かぜが いちだんとおおきく うなりごえを あげました。 |
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「まあ リスさん どうしたの」
ドアのまえには ちいさなちいさな こリスさんが いっぴき
ふるえながら たっていたのです
だいちゃんは いそいでリスさんを
おうちのなかに まねきいれました。
「はじめまして リスの カームです。」
リスのカームは ぼうしをとって ていねいに
ごあいさつをしました。
ママがいいました。
「とんかく だんろのそばに いらっしゃい
そうだ あたたかなスープを あげましょう。」 |
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だいちゃんは ドキドキ しています。 だって
もりに すむ リスさんが おうちを たずねてくれたのは
はじめてだったのですから。
リスのカームは おはなしを はじめました。
「ことしの なつのことです もりいっぱいに おおきな
おとが なりひびきました。 うたを うたったり
おおごえで わらいあう にんげんの こえも
まいにち まいにち きこえてきました。」 |
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そして あるあさのこと。 もりが とつぜん しずかに
なったのです。 ぼくたち もろのどうぶつたちが
おそる おそる そとに でてみると そこは いちめんの
そうげんでした。 リスやウサギの こどもたちは
おおはしゃぎです。
すると おおじかのハリーが みんなをあつめて
はなしはじめました。
「これは たいへんなことになった もりがなくなっている。」
みんなは びっくりして あたりを みまわしました。 でも
なにがたいへんなのか わかりません。 ハリーは
もっとむつかしい かおをして いいました。 |
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「クリスマスには ことしも サンタさんが やってくる。
この さきには かわいい こどもたちが たくさん
いるからね。 けれど ことしのふゆは トナカイたちの
たべものをよういして みおくってあげることが
できないだろう。」
「あっ」 ウサギのおとうさんが こえを あげました。
「もりが なくなって きが なくなった。」
みんなも ようやく とんでもないことになったと
きがつきました。 くまの ニーニが いいました。
「にんげんたちが もりの きを みんな きっていって
しまった。」 |
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リスの カームの はなしを きいていた パパが
いいました。
「あの みのり ゆたかな もりから きぎが なくなった
そして たべものが なくなって しまったんだね。」
りすの カームは こっくりと うなづきました。
「あっ」
だいちゃんも ちいさく さけびました
もりの みんなに わかったことが だいちゃんにも
わかったのです |
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りすの カームが いいました。
「わたしたちは おおじかの ハリーの おかげで なつの
あいだから すこし とおくまで でかけて たべものを
たくわえておくことが できました。 でも・・・・。」
「トナカイさんの ぶんまでは むりだったんだね。」
だいちゃんがそういうと リスのカームは
めを まっかにして うなづきました。
サンタさんをのせて せかいじゅうのこどもたちのところへ
きてくれるトナカイさん。 その トナカイさんを
もりの みんなが ささえて くれていたことを
だいちゃんは はじめて しりました。 |
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りすの カームは ちょっと もじもじ していましたが
でも とても おおきな こえで いいました。
「このままでは もりに すむ ぼくたちも きっと
しんで しまいます。」
だいちゃんは リスの カームの おはなしに
びっくりして ききました。
「どうして どうして リスさんたちが しんじゃうの。」 |
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パパが いいました。
「それはね だいちゃん リスさんたちが たべる
きのみは どこにあるのか しってるかい。」
だいちゃんは おおきく うなづいて こたえました。
「うん しってる もりの きに いっぱい なっているよ。」
「その もりが なくなってしまったらどうなると おもう。」
だいちゃんは こんどは ちいさな こえで
こたえました。
「リスさんたちの たべものが なくなってしまう・・・。」 |
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リスの カームは いいました。
「サンタさんが あんしんして せかいの よいこに
プレゼントを くばることが できるように するには
もういちど もりを とりもどさなくては なりません。
それには だいちゃんや
おにいちゃん おばあちゃんたち にんげんの ちえと
あいじょうが ひつようだと おおじかの ハリーが
おしえてくれました。」 |
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パパが いいました。
「わたしたち にんげんも もりや きや リスさんたちと
いっしょに ちきゅうという ほしで くらしているのです。
ちょっと じかんは かかるけれど かならず たいせつな
もりを もとにもどすと やくそくします。」
それを きいて リスの カームは ほっとしたように
にっこり ほほえんで めを とじて ウトウト しはじめ
ました。 |
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クリスマスの あさ だいちゃんが めを さますと
そとは まっしろな ゆきで まぶしいくらい
ひかっています。 だいちゃんは いそいで
カーテンを あけました。 とおくには カームたちが
すんでいる もりが みえます。
「よかった ゆめだったんだ あっ サンタさんから
おてがみだ。」 |
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「メリー クリスマス だいちゃん。
だいちゃんの ゆうきと あいじょうが もりのみんなを
ゆうきづけて くれました。 これからも やさしい
だいちゃんで いてください。
サンタクロースより」
てがみから きのみが ひとつ ぽろりと おちました。 |
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だいちゃんへのクリスマスプレゼント
あなたからのメッセージ文章
まさと より |
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